続き物なので、未読の方はこちらから。
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『単なる副収入の月5万円』と、『全自動の月5万円』とがあって、両者は全然違うもんだ、という話から始まった。
その違いというのは、ビジネスオーナーである自分の労働力が必要か必要でないか、にある、という事。
違いを知ることが、勤め人卒業できるできないに大いに関係する、という事。
勤め人卒業のために必要となる物は、『全自動の収入』の方である。
『単なる副収入』がいくら大きかろうと、『全自動の収入』が無い限りにおいては、実のところ勤め人卒業には近づけない。
そして『全自動の収入』を得るには、全自動のビジネスモデル(レシピ)を持たなくてはならぬのだ。
その『全自動のビジネスモデル』の概要を示すと下の通りとなる。
「生産設備(大)+労働力(少)=商品」
これは不動産などが該当するであろう。
(参考)
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あるいは、
「生産設備(並)+労働力(外注)=商品」
というイメージになる。
マネージャーを置いた飲食店などがこれに当たる。
(参考)過去のワシ、適当だけど良いこと書いとる。
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一方で、単なる副収入のビジネスモデルとは、
「生産設備(並)+労働力(並)=商品」
である。オーナー自ら労働力投入せねばならん。
全自動のビジネスモデルには、生産設備への大きな初期投資が必要であったり、あるいは、労働力やマネジメントを外から仕入れるなどのコストが必要で、一段上の洗練されたビジネスモデルを組まないといけない。
難しいんである。
さて今日は、表題の通り、僕が勤め人卒業のために選んだコース、すなわち、いきなり初手から不動産を根性で仕上げるコースが、やや失敗だったかもなあ、という振り返りである。
これを読んだ方は、僕の犯した失敗(微妙な)を避けて通れるという点で、美味しい思いが出来るのである。
何がまずかったか?というと、食うものも食わず、買うものも買わず、の厳しい節約生活が大失敗だった、という事だ。
月10万円の貯金を節約で生み出すのは、犠牲にするものがとても多かった。
しかも、最初に手をつけた副業が不動産だから、生産設備への投資が莫大で(一部屋92万円の区分所有だったけどリフォーム代とか色々)、収入になるのがかなり後倒しになって、全く生活が豊かにならない。
当時は、食費にまで手を出してたから、身体も痩せてしまって大いにセックスアピールを削ってしまったし、もし仮にその後の『女遊びするフェーズ』を意識していたら、時間のかかる見た目改善なども同時並行で手をつける事ができた訳で、もっとスムーズに女遊びに移行できたなあ、って後悔がある。
(参考)
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月に10万円貯金しようと思うなら、それは節約で生み出すべきじゃない。
副収入を目指した際、初手から不動産、すなわち大きな初期投資を必要とする『全自動の収入』から手をつけるべきではなかったな、と。
今だから分かる事だが、副業をやるんなら、初期段階においては「単なる副収入」の方が楽だし手っ取り早い。
例えば、Airbnbで民泊ホストを始めてみるとか、例えば、コインパーキングを手がけてみるとか、コンテナボックスやバイク倉庫のレンタル業をやる、など。
もっと労働力を割いても良いなら、転売ビジネスをやったり、アフィリエイトサイトを作ってみたり、ナンパの講師なんてのも需要があるし、色々な選択肢がある。
これらは、オーナー自らの管理力や労働力をけっこう食うビジネスモデルではあるものの、損益分岐点は比較的に手前にあって、投資を早くに回収して収益を上げる事が出来る。
勤め人やりながらだと、すっげー忙しいんだけどね。
つまり「単なる副収入」で頑張って貯金を積み増しして、それから『全自動の収入』に組み替えて行く方が、身体や心の無理をしなくて良かったなあ、と自分自身を振り返ってそう思うのだ。しみじみと。
問題は、エアビーをやるにしてもベッドや家具家電揃えるのに100万円単位の軍資金は必要だし、コインパーキングも200万円ぐらいの手元資金は欲しい。
転売ビジネスにも仕入れのカネが必要だし、ナンパ講師なんて100万どころか過去にナンパ狂いになってた土台(経歴という財産)がないと無理だ。
(参考)
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スモールビジネスであっても、元手となる100万〜200万が必ず必要で、しかも別に失敗してパアになってもええわい!と割り切った後のお金が、将来の雄飛を思い描き、青雲の志を胸に抱く若者には不可欠の準備なのである。
この初期の初期の資金をどうやって稼いだら良いか?という問題なんだけど、節約は却下。非モテになるから。
ズバリ、土日にバイトすると良いです。ほんのちょっと働くだけで、余裕で月に5万ぐらい貯まる。
コールセンターとか体力の消耗が少ない仕事も良いし、ビジネスモデルをパクリに行く仕事でも良いし、魚を捌くのが好きすぎるから回転寿司屋で働くって奴もいたし、社会勉強のために風水の黒服やるのも良いし、いろんな動機で働いて良いかと思う。
休みにも働く際の鉄板の言い訳は、
「借金があるからです」
これで大丈夫。それ以上は誰も介入してこない。本当です。
そういう観点から考えると、デイリーの勤め人の仕事で、完全に労働力を絞り取られて、全く気力体力が残らない状態まで酷使されちゃうと、勤め人脱出は厳しいのかな、と。
絶対に自分の労働力を限界まで差し出してはいけない。
どうせ給料も上がらないしね。
(※残業代で稼げるなら、バイトする必要は無し)
もうちびっとだけ続くんじゃ。
まあ面倒かもしれませんが、たまにはポチクリお願いしますよ。
↓は彼女がいない問題を解決するほう。
↓は勤め人の苦しい境遇をどうにかするほう。