回想で魅力アップ
こんにちは。
今夜22:30〜放送の
日テレ「今からあなたを脅迫します」
第2話にERu役で出演させて頂きます。
今回はシンガソングライターの役に
挑戦させて頂きました。
前回のブログでも書いたように
今回、ギターの弾き語りをしたり
歌ったりと
私の好きなことをやらせてもらった役でした。
自分が趣味で始めた、ギターをこうして
役で生かせることができた時は
とっても嬉しい瞬間でした。
「ゴーストライターがいる」と、
週刊誌にデタラメ記事を書かれてしまったことが原因で、
自殺してをしまったERu。
なので、出演シーンはすべて
どんな時も
分かりやすく感情をぶつける女の子で、
台本を読んで、文字だけで伝わってきた
ERuの色々な表情を見せられるように模索しながら演じました。
大後寿々花さんが演じる
佐和子との熱い友情にも
注目してもらいたいです。
高校時代のERuが使っているギターは
私が普段使っている
マイギターです
現場に行くときは、いつも
この子を担いで撮影に行っていました。
私の中で、更に特別なギターになりました。
今夜、是非ご覧下さい!
後、台風にはお気をつけて。
サラだばー
回想 いくぜ!100万台!
名探偵コナンから、映画の迷宮の十字路を
平ちゃんが、無自覚に自覚したきっかけや
惹かれていく様子を描いてみたくなりました
平和な平和を
春の桜に始まり、今度は鎌倉で起きた事件に
乗り出した平次に連れられて、紫陽花が咲き
乱れる街へとやって来た
雨降りの後で、足元は悪かったけど、すごい
もん見られたんや
雨上がりに空にかかった二重の虹やねん!
「凄いなぁ、平次!」
「あぁ、ええもん見られたな!」
オマケに、通行人の人が写真、撮ってくれた
んよ!
虹をバックに、はしゃぐ私と平次が映ってん
平次はその写真を、迷う事無くおばちゃんや
みんなに送ってん
こんなラッキー、お裾分けせなアカンやろ?
とか何とか言うて
紫陽花もめっちゃキレイやったし、鎌倉の街
を平次と散策するのも楽しかった
浮かれて帰阪したんやけどな、平次が風邪ひ
いてしもうたんや
雨に打たれて、ロクに寝てもなくて
その前から無理しとったからな
おばちゃんと2人、マスクを二重につけては、
平次の世話したんや
平次、たまーに寝込むんや
年に1回、あるかないかやけどな
「鬼の撹乱か?」
おばちゃんはそう言うて笑うけど、ホンマは
心配でもあり、嬉しいんや
年頃になり、段々触らせてくれへん、と言う
てた平次の世話が妬けるからなぁ
「昔はあんなに可愛いかったのになぁ?」
そう言うて笑うおばちゃんが、私は好きや
まぁ、スキー教室まで追いかける辺り、実は
私も将来、やりそうやな、とか最近思うてん
オンナのコも欲しかった、言うおばちゃんは
それは神様が和葉ちゃんを授けてくれたから
ええねん、と笑う
おしゃべりしたり、お買い物したり色々出来
るからなぁ、と
「こないおとなしい平次を構えるんは今だけ
やから」
おばちゃんはそう言うて、私にも徹底的に、
平次を甘やかせと言うた
「せやね、元気になったらさせてもらえへん
事せな、もったいないわ」
おばちゃんと2人、あーん、して食べさせる
なん序の口で、散々遊び倒してやったんや
「…和葉、オマエ、オレが復活したら覚えと
けや、何されても文句、言うたらアカンで」
げほげほ咳しながら平次はそう言うたけど、
私は笑ってごまかした
せやかて平次、きっと復活したらすぐまた事
件やー言うて飛び出してしまうもん
「和葉?」
思わずしゅん、としてしまいそうな自分の顔
を両手でぱん、と叩いて気合いを入れ直した
アカン、アカン
こんなへこんでばっかり居ったら、そうでなく
とも平次にへちゃむくれ、やの何やの言われて
んのに、もっとアカンようになってしまう
心配そうに見る平次に、何でもない、と言うて
私は台所へ立った
せっかく平次と一緒の居られるんに、くだらん
事で無駄にしたらアカンやん、私
氷枕の入替をしながら、私はそっと涙を拭うた
さすがに連夜の看病に疲れたんやか、私も寝て
しもうたらしく、目が覚めたら平次の布団でし
っかり寝てたんや
で、肝心の本人は、身体丸めて畳の上で寝てて
大慌てで布団に戻したんやけどな
「和葉ちゃんももうちょっと寝てなさい」
アンタは平次のゆたんぽ代わりやね、と笑うお
ばちゃんに、布団に戻されて
まだ体温が少し高い平次につられて、私もその
まま寝てしもうてん
すうすう眠る平次は、起きる様子もなく
ぐっすりと眠っていたから、ちょっとだけと思
うて眠ってしもうたんや
朝、目が覚めて、寝がえりがうてんでびっくり
したんや
平次、私ん事枕と勘違いしたんが、がっちりと
抱えて寝ててん
わんこみたいにすりすりして寝てるんが可愛え
えなぁ、思うたんやけどな、こんなん誰かに見
られたら困る、と思うて私は大慌て
じたばたしたら、うるさい、と平次に言われて
抱え直されてしもうてん
もう心臓、こわれてまうわ、と思うくらいくっ
つかれて、髪や耳に平次の顔が当たるのがどき
どきしてしゃーないのに
ねぼけた平次は、階下からおばちゃんが呼ぶま
でぐりぐりと私にじゃれててん
まぁ、何とか引き離そう思うてた私を抱え直し
た平次が、目を覚まして仰天しとったんやけど
…驚いたんは、私の方やっちゅうねん!!
何、オレを襲ってんのや、とか何とか言うてた
から、襲われたんは私で襲ったんはアンタや!
と怒鳴って、部屋を飛び出した
ちっともかわいく出来ん自分が嫌になるけど、
おばちゃんに慰められてた私に、平次は平身
低頭お詫びしてくれた
ねぼけててん、スマン、って
おばちゃんに、扇子でぺしぺしされながら
翌日、平次は全快してしまい
私の予想通り、事件や何やと飛び回るように
なってしもうたんや
to be continued
★第3話、収録後、母×息子トーク
「アンタ、ええタイミングで風邪ひきましたな
ぁ、やっぱり出来るオトコは風邪をひくタイミ
ングも調整出来るもんなんやろか?」
「アホ、そんなん出来んやったら、オカンが居
らんタイミングでひくに決まってんやろ
和葉、独占出来るチャンスやのに」
「和葉ちゃんに可愛ええ言われて、アンタも
う骨抜きやね」
「おう、そんなん昔からや」
「昨日なぁ、和葉ちゃんに訊かれましたんや
平蔵さんとおつきあいするきっかけは何やっ
たんってなぁ」
「オレには教えてくれんで、ええし、和葉と
どうなっても、オレも教えんからな」
「アンタの看病したまま、眠ってしもうてて
和葉ちゃんまで風邪ひかせたらアカンから、
アンタの布団に入れておきました」
「ええ仕事したな、オバハン
いえ、ありがとうございます、オカン」
「寝てる和葉ちゃん、めっちゃ可愛ええやろ
平蔵さんかてメロメロやで
遠山さんは、苦笑いしとったけどな」
「ちょおまて、オレの布団で和葉が寝てるの
親父だけやなく、おっちゃんにまで見せたん
言うんか、オカン!!!オレ、殺される!」
「平次、そろそろ床上げせな
何か府警から巻紙のようなもんが届いてるで」
「それは、果たし状、言うやつや…」
「あ、そうそう、この間の証拠写真なぁ、
アンタの手が届かんところにちゃんと保管、さ
せてもらいましたよって」
「…おかあはん、この間って、どのこの間?
ま、まさか!!!」
平次の絶叫が服部邸内にこだましてますが
母×息子トークはまだまだ続く
to be continued