ヤマタケ美しい時代へ
【各地に残るヤマタのオロチ伝説ですが・・・・】
私は岐阜県に言った事が有りますが、そこにも伝説が残されています。
伊夫岐神社の祭神
伊富岐大神、多々美比古命、素盞烏尊
当社の信仰は太古より初まり、為に色々の伝説が種々の形で物語られている。
先ず『源平盛衰記』を見ると、素盞烏尊が八岐の大蛇を十塚の剣を抜いて斬り玉うに
尾から一剣(※草薙の剣を示す)が出た。
其を天照大神に奉るに大神は大いに喜びまして
『吾天の岩戸に閉籠りし時、近江国胆服嶽(いぶきがたけ)に落とした剣なり』
と仰られた。
彼(か)の大蛇というのは胆吹(いぶき)の大明神の御体である。
~以上~
【ヤマタのオロチの頭は八つなの九つなの?】
しかヤマタオロチというのは、実は八つの頭だという記述ではないとご存知でしたか?
漢字に注目です
①『日本書紀』では八岐大蛇。
②『古事記』では八俣遠呂智。
こうやって書くと、ヤマタノオロチは、"八つの股"を持って居ると言う意味に感じますよね?八の頭だとすると七つの股になってしまい以下のイラストのように漢字と辻褄が合いませんよね?
じゃあ、八つの股を作ってみるとどうなるでしょうか?
八つの股になった所で、頭の数を数えて見ましょう。
そう九個の頭になります!
そう考えると、、、八岐大蛇=九頭龍でもあるのです。古事記や日本書紀には、はっきり8つの頭という風に書かれてはいます。しかしながら、、、伝説によっては頭が9個の場合もあるんです。
それが、下記の九頭龍伝承です
【千葉県に残された話】
千葉の鹿野山麓の鬼泪山(きなだやま)には、九頭龍という
九頭の巨大な大蛇が棲みつき、村人を襲い人々を喰らっているという。
村の長が都に使いをたて大蛇退治を願い出たところ、
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が大蛇退治に遣わされた。
村人がその恐ろしさをタケルに語ると、タケルは腰の剣を抜き
「必ず この草薙剣で大蛇を退治してみせる」と誓い、
村人の案内で小川沿いの道を鬼泪山に分け入った。
タケルは懸命に九頭龍を探すが一向に見つからない。
疲れ果てていつしかタケルは眠ってしまった。
するとそこに九頭龍が現れ、タケルを一飲みにしてしまった。
三日程たったある日。村の娘が小川で洗濯をしていると、
だんだんと川の澄んだ水が赤く染まっていった。
娘はあまりのことに驚き、村人を呼んだ。
「タケルノミコト様が大蛇を退治して下さったからに違いない」
「いやもしかしたら、タケルノミコト様の身に・・・」などと話し合っていると、
ヤマトタケルノミコトが現れて「つい油断して九つの頭の蛇に一呑みにされてしまった。
幸いにも生きていたので 約束どおり この剣を抜き、
奴の腹の中を滅多斬りに切り裂いて、外へ出られた。
そして、九つの頭を全部切り落としてやった」と言った。
この時流れ出た血が、川を三日三晩染めたので、
今でもその川のことを「(血)染川」と呼んでいる。
なお、退治された九頭龍の霊魂は長年を通じて供養され、
「九頭竜権現」として祀られるに至り、今でも神野寺仁王門に鎮座されている。
また、鹿野山測地観測所の下には「大蛇作」「蛇堀」などと呼ばれる場所がある。
かつて大蛇の棲息していた場所だと言う。
~以上~
記紀にある、スサノオの命の八岐大蛇の退治の伝説とは違い主人公が、ヤマトタケルに変わっていますが、九頭龍の退治の伝説です。
しかし、二つとも多頭の龍が悪者で、正義の味方ヨロシク、勇者が倒したという粗筋には代わりありません。
【九頭龍の住処は?】
「古事記」や「先代旧事本紀」を見ると、
八岐大蛇は"高志(こし)"の国に居る・・・と、しっかり書かれています。
(先代旧事本紀には、"高志の八岐大蛇"と書かれています)
高志(こし)=越ですので、北陸地方を指します。
こういう所から考えるに、やはり、伊吹山や九頭竜川が、八岐大蛇の本体と考えられるのではないでしょうか?
~以上~
此処まででわかってしまうことが一つ有りますね。
それは神武の系統が、東北の水龍を攻撃し埋めた事実を明らかに表しています。
九頭龍はインドでお釈迦様が法華経を説いたように、ただの龍の神様に過ぎません。八大竜王のうちの一頭ですから元々世界創世に関わる尊き神様なはずです。
しかしやたらと
「日本の神社で荒神扱い。悪者扱い。だから僕が殺したんだ!」
この発言どこかのお国の言動に似ていますね。どことは言いませんが(笑)
いずれにせよ神武天皇というのは釈迦牟尼仏陀以下の存在でちっとも有り難くなかったと化けの皮がはがれてしまいました。
最大の神的人間であれば竜神に説教を垂れる事が出来何も武器を持ち出さなくても言い聞かせれば龍神は言う事を聞いた筈です。しかも、アマテラス大神=弁財天=卑弥呼の駆使する水龍を封印したという事実が浮かび上がってくるのです。
明らかに九頭龍の住処が(陣地が)東北というはっきりした記述を見ると更にわかります。
東征とは北陸卑弥呼勢力への侵略でしたってね。
九頭龍はどこに居るの?当時は東北ですね。
しかし、今は?私はバラバラにされて一匹ずつ封印されていると思っています。
その理由は後述するとして、一匹は芦ノ湖ですね。
私のは霊視だけではなく、根拠がキチンと有りますから連中も言い返せないだろうなW?
読者の方はいつも通り楽しみにしていてくださいね。
つづく
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日本人のアイデンティティ
日本人の本質「大和の心」は、
ある日突然、偶然に表面化したものではなく、
有史以来日本人の心の奥底で
静かに出番を待っていたのではないでしょうか?
古事記、日本書紀に登場する私たちの大先輩・
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が船に乗って遠征する途中、
暴風雨に遭って危険な状態になりました。
その時、妃のオトタチバナヒメが
「その昔あなたが焼津で火攻めに遭ったとき、
あなたはその火の中で私を気遣って、
声をかけていただきました。・・・・・
いま、私が海に入って海神を鎮めましょう」
と言って、海に身を投げられた、と伝えられています。
2011年、東日本大震災という未曾有の危機に直面したとき、
被災された人々が、お互いを思いやり、
整然と非常事態に立ち向かったというニュースが
世界をかけ巡り、多くの人の胸に
深く焼きついたのではないでしょうか?
かつての日本人が何よりも大切にしてきた
「大和の心・日本人の精神」は
誰の心の中にも宿っていて、
未来永劫、引き継がれていき、
必要なときに表面化するのだと思います。
戦後、日本人の特性を
マイナスの方向からのみ見つめて
「日本人はダメな民族だ」
という教育が行われてきたことが
つとに指摘されています。
誰もが人の役に立ちたいと思っているのでは
ないでしょうか?
良いところだけを見る習慣を
身につけたいものですね。
参考文献:
河内正臣監修「地球丸ごと洗たくするぜよ!」いっきゅう会
森永尭「トルコ世界一の親日国」明成社
(おわり)
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